コキリです。
新年あけましておめでとうございます。
昨年はブログをお読みいただきありがとうございました。
2022年、始まりました。いかがお過ごしでしょうか。また、どんな1年にしたいでしょうか?
お正月ということで、仏教の大切な教えを書き初めにしてお届けします。(元旦に書きました)3つあります。
まずは1つめ。
「人生、諸行無常」
諸行無常というのは、仏教の基本の教えの1つです。
この世に変わらないものはないという意味です。
全てのものは移り変わっています。
私はうつがひどかったとき、この苦しみは終わらないんだと考えてしまうことがありました。毎日、目が覚めると苦しい1日が始まる。こんなに苦しいならもう生きていたくない。一体いつ元気になるんだろう。暗い気持ちから抜け出すことがなかなかできず、全てを放り出したくなりました。
苦しいときは苦しみがずっと続いていくような気がしますが、そんなことはありません。毎日同じような辛さが続いているときでも実際は移り変わっています。
永遠に続く苦しみというのは存在しません。
「苦しみは必ず終わる」
この真理を胸に刻んで、うつ期を乗り越えました。
どんな苦しみもうつの苦しみも必ず終わります。
苦しいときも移り変わりを意識してみてくださいね。
2つ目は、
「苦楽表裏」
苦楽表裏も仏教の基本の教えの1つです。
苦しみの裏には喜びがある。喜びの裏には苦しみがある。
ものごとには両面があります。苦しいばかりの出来事にも裏を返せばプラス面があったり、嬉しい出来事でも反対側にはマイナス面があったりします。
嬉しいことが起きたときに「やったー、最高、うえーい(笑)」と油断していると痛い目にあったりします。人生で1番気を付けるべきなのは順風満帆のときと言われています。それだけでは終わらないからです。
また、苦しいときも「うー、つらい、もうダメだ」とばかり思うのはよくありません。
何で苦しいのだろう、自分らしい自分を生きられていないのかな、と考えてみてください。
苦しさが人生の歩みを強制ストップしてくれることで、よりよい自分を生きられるようになったという人はたくさんいます。
ものごとには必ずプラス面とマイナス面がある。
正面だけではなく、反対側も意識してみる。意識してみると世界の見え方が変わってきます。
3つ目は、
「感謝の心」
仏教でとても大切な「感謝」
感謝の心の反対側には「ないないないと思う心」があります。
自分にはこれもない、あれもないと考えてしまうとどんどん苦しくなってしまいます。逆にこれもあるな、あれもあるなと数えていくと心がぽっとあたたかくなります。
「屋根のある家があるし毎日のごはんがあるし家族もいるし福祉の制度もあるし…」と今自分にあるものを挙げて感謝してみましょう。
また、直接、支えてくれている人などにありがとうの気持ちを伝えると、相手も自分も幸せな気持ちになれます。照れくさいかもしれませんが、お正月という節目を利用して伝えたという人もいると思います。
私も、年賀状やSNSでお世話になった人に感謝の気持ちを伝えました。
まだの人も新年を利用してぜひ伝えてみてくださいね。
近年は、脳科学的にも感謝すると脳内物質の幸せホルモンが出るという研究がされています。
それではお読みいただきありがとうございました。
2022年が幸せいっぱいの1年になりますように。
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